元軽音楽部が福岡国際マラソンを目指してみる【パート23】

福岡国際マラソンの出場資格を得るべくの第一チャレンジ、「大阪ロードレース」(30km)に挑戦してきました。

目標タイム

目標タイム:1時間45分切り

これは、昨年までの福岡国際マラソンの参加資格となるタイムです。

ただ今年の福岡国際マラソンは、コロナの影響もあり参加資格が大幅に切り上げられ、結果的にはフルマラソン2時間20分程度の持ちタイムが必要となりました。

来年には昨年の基準に戻していただけることに期待しながら、3’30/kmのペースを刻んでいければと考えています。

結果

1時間45分23秒

力、及ばずでした。

レース前の目論見としては、福岡の参加標準もそうですが、負荷の高い練習の一環として達成すべきタイムとして設定していたため、シンプルに自身の力不足でした。

以下、備忘録、今後の反省として書き留めていきます。

ペース(3’30/km)に余裕が無く・・・

序盤は、「飛ばしすぎないように」と意識はしていたものの、まず5kmの入りが大幅に遅くなりました。(17’30通過の目標に対して17’46)

この2週間前に、ハーフマラソンを3’26/kmのペースで走った時と比較して、5km地点で既に余裕が無いと感じていました。

とはいえ、「ゆっくり取り返して行けばいいや」という気持ちでラップを刻んでいました。

が、「ゆっくり取り返していく」というよりは、「これ以上ペースを上げたらやばい」「これ以上はペースが上がらない」という身体の感覚がありました。

■今後の練習で意識
ペースランニング、長距離のインターバルの強化に取り組む

単独走でもレースを作る力を

私以外にも「1時間45分」を目標とする集団があると思い、集団の力を借りようと思っていました。

しかし、3’30/kmのイーブンペースで走る集団が見つからず、5km以降は終始単独走となってしまいました。

ただ、こればかりは自分の力不足であり、2週間前のハーフも単独で走れているので言い訳にはなりませんが。

■今後の練習で意識
大きな大会であっても一人で走ることを想定する(集団に頼らない)

モルテンが合わない?

レース中のエネルギー戦略として、モルテンを試しています。

これまでには、昨年のフルマラソンと30km走、2週間前のハーフ走で使用しています。

使用感はコチラのページでレビューをしています。


2週間前のハーフ走では、当日の午前中に「320」を飲んだのですが、これまでの使用感と同様、終盤の満腹感が強かったため、今回は前日夜に飲んでみました。

そして当日朝の食事は、「おにぎり2個、味噌汁、どら焼き」で、レースの4時間前には済ましました。

ですが、今回もレース中盤以降に満腹感が強く、25km以降は、食事後すぐに走っているようなお腹の感覚で気持ち悪く、脚だけではなく身体の中から疲れていました。

次回の勝負レースからは、モルテンの摂取はやめようと思います。

アルファフライ の使用感

これまで練習等のペースランニング等を中心に、アルファフライで累計100km以上を走ってきました。

そして、今回の30kmのレースでも行けると判断。

結果としては、終盤に脚が売り切れてしまい、自信を持っていたネガティブスプリットの走りをすることができませんでした。

今後も履いていくために、向き合う必要がある課題は次の2点。

これまで使用した中でも感じていたことですが、改めて感じさせられました。

※以下、あくまでも主観です

①疲れを感じたら一瞬、ペース管理が重要

端的に表現すると、「粘ることができないシューズ」。

疲れてフォームが乱れてくると、身体が上に跳ねてしまうイメージ。

反発が強いが故の、諸刃の剣。

それで余計な体力を消費してしまい、疲れてきたら一気に落ちてきてしまいます。

「アルファフライは難しい」と言われる所以がこの点。

自身の走力やその日のコンディションに合わせて、オーバーペースにならないようにレースを組み立てていく必要性があるシューズと考えています。

②使う筋肉が違う?

2週間前のハーフで薄々と感じ、今回のレースでしっかりと認識した点。

個人的にはランニングフォームを変えたつもりはありませんが、ヴェイパーフライを履いて走った時と疲れる部位が異なります。

昨年、ヴェイパーフライを履いて走った2回のフルマラソンでは、終盤、そしてゴール後には両足の「ふくらはぎ」をつってしまい、一番の注意点としていました。

しかし、今回アルファフライを履いて走り、中盤以降「太もも」が重く、脚が上がらなくなってきました。

本番レースでアルファフライを履くためには、今後さらにアルファフライを履いて練習を積み重ねていくか、筋トレに取り組んでいくべきか。

ちなみにアルファフライの走行距離が130kmを超えましたが、そこまでシューズの消耗はなく、反発感も十分です。

まとめ

「出来ない理由」をつらつらと述べてきましたが、今回のレースでは「1時間45分切り」を最低目標と位置付けていたため、これらのマイナス要素があったとしてもクリアしたかった。

福岡国際マラソンの参加標準まで届かなかった25秒。

自分の弱さを認めて、今後の成長の糧にできればと考えています。

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