アルファフライの履き方(走り方)

ここからは、特に個人的な意見です。

アルファフライは、「速く走ることができる」シューズではありません。

「楽に走ることができる」シューズです。

ちなみにこの考え方は、ヴェイパーフライネクスト%でも同様です。

他の方のヴェイパーを履いた感想として、「他のシューズと同様の感覚で走っても、1kmあたり○秒も速く走れた」というようなコメントをよく目にします。

しかし、この感覚で走り続けてしまうと、ある程度練習を積んだランナーであっても、「30キロまで」で脚が売り切れてしまいます。

ですので、フルマラソンをアルファフライで走る時には、「今までよりも少ないエネルギーで設定ペースを走る」という意識を持つことが大切だと考えています。

例えば、4’00/kmのペースで走る際に、これまでは「10」のエネルギーを使って走っていた所を、アルファフライ(ヴェイパー)を履くことで「8」のエネルギーを使って走るという意識です。

確かに、今までと同じ様に「10」のエネルギーを使って走れば、3’50/kmのペースで走ることもできるのですが、これでは終盤に脚が残らず、結果ペースを落としてしまいます。

※ある程度練習が積めてることを前提とした場合、ハーフマラソンの距離であれば勢いで走り抜くこともできると思います

ではどうすれば良いのか?

私としては、

①アルファフライの感覚に慣れる(練習からしっかりアルファフライを履く)

②自身の走力を見極める(過信しない)

以上が必要と感じています。

他のシューズには無い反発力・推進力に慣れておいた上、適切なペース設定によりレースを進めていくことで、フルマラソン後半でも脚が残り、最後まで走り抜くことができます。

これこそが、ヴェイパーフライ・アルファフライの強みが活きる「履き方(走り方)」だと考えています。

ただし!

先ほどに申し上げた「履き方(走り方)」は、人によっては「面白く無い履き方(走り方)」だと思います。

上手くは言えませんが、「攻めのレース」ではなく、「守りのレース」になってしまうので。。。

かく言う私も、次回の本気レースでは撃沈上等!身の丈を考えず前半からツッコむレースに挑む気持ちでいます(笑)

楽しくなければ意味がない。

アルファフライに限ったことでは無いですが、自身が走る目的を明確に、楽しいランニングライフを送っていきましょう!!