元軽音楽部が福岡国際マラソンを目指してみる【パート11】

パート10では練習メニューをブラッシュアップしました。練習の進捗状況から、「スピードを維持したまま長い距離を走る練習」が不足しているとの考えに至り、当初スケジュールよりは早くペースランニング(ペーラン)に取り組みます!

ペーランに対する考え方

ペースランニング。

「レースペース前後となる一定のスピードで、8000〜16000程度の距離を走る」というのが一般的ですかね。

私がペーランを行う際には、次の目的意識を持って取り組みます。

「身体をマラソンペースに慣れさせる」
「あわよくば、マラソンペースを余裕を持ったペースに持っていく」

ですので、本来であれば設定タイムはマラソンペースよりも5秒ほど速いタイムを設定したいところ。そこで、【フルマラソンの目標タイム:2時間35分→3’40/km】からマイナス5秒=3’35/kmを目処としたいところではありますが、練習の中でこの設定、そしてある程度の距離を踏むとなると相当な強度になるため、まずは「3’40/km」を目処にすることに。

その代わり!しっかりと距離を踏もうということで、距離を20キロに設定。ハーフの最高記録のアベレージが「3’37/km」だから、なんとかいけるでしょ!


また、今まで以上にきっちりペース感覚を身につけたいという思いもあり、初めて陸上競技場で練習を行うことにしました。

練習だけども気分が高まる!

練習結果

■状況、設定
・日時 1月19日(日)10時30分〜
・設定 20キロ(3’40/km)
・シューズ ヴェイパーフライネクスト%

■結果

20キロ持ちませんでした!(汗)

結果だけ見て、16キロのペーランと考えれば良い練習結果ですが、練習中には様々な葛藤、心境の変化がありました。以下、心境の変化を備忘録として綴りますので、参考になれば。

■3キロあたり
「3’40/km」速過ぎ、フル、このスピードで持つ気がしない。。。

■5キロあたり
本当に無理、ここまでしんどいのは昨日の練習が残ってる?疲れ残してもよく無いし、8キロでやめとこうかな。

■8キロあたり
いやいや、使用料(360円)払って、ヴェイパーまで履いて、ここで止めるとか勿体無さすぎる。もうちょっと頑張ろう。

■10キロあたり
もうちょい頑張れる?「3’40/km」で粘れる所まで粘ろう。

■12キロあたり
やっぱりしんどい、ここで止めとく?大体みんなペーランて12キロくらいよね。・・・いや、もうちょい頑張れる!

■15キロあたり
やっぱり無理。20キロ行けない代わりに、最後振り絞って終わろう!

みなさん、単独でペーランする時は何考えて走られてるんでしょうか?

普段のジョグだと、仕事のこととか、プライベートのこととか、今後の練習のこととか色々考えながら走ることができますが、ペーランの時の「考え事」の最適解は何でしょうかね?笑

・・・

設定した「距離」は守る事はできませんでしたが、序盤の苦しい状態から16キロまで粘れた事による満足度が高いため、練習をやり抜いたという達成感は強い練習となりました。

負荷の高い練習が続きますが、ひとまずあと2週間はやり切る!との思いで頑張ります。