【レースレビュー】神戸マラソン2019(19/11/17)

縁あって、2017から3年連続で出場することができた神戸マラソン。以下、個人的な備忘録としてまとめてみます。

めざせ200位!シード枠への挑戦

神戸マラソン2018で初めてのサブスリーを達成。その時のタイム、2時間57分。

サブスリーを絶対の目標と掲げて挑んだ2018年大会。レース後、全体順位が200位以内であれば、次年度のシード枠(無抽選で出場できる)を得ることができると知る。2018年の200位のタイムは2時間50分程度。もう少し頑張ればシード枠も取れるんじゃないか?こうした思いから、2019年シーズンの目標を「神戸マラソンに出場、次年度のシード枠獲得」を最大の目標として掲げることとなる。

【抽選の秘訣!?】
最初の難関はなんといっても「抽選」。これをクリアせねば何も始まらないが、己のヒキと巡り合わせを期待する他にない。幸い、「年代別チャレンジ枠」という制度があり、39歳以下であれば、3時間15分以内の持ちタイムがあれば多少の優遇があるのでこの枠で応募。同じ様な制度を取り入れている他の大会もあり、記録の証明はWeb申請であることがほとんどであるが、神戸の場合は記録証を郵送で送付する仕組みであった。全く何の効果も無いかとは思うが、それでも少しでもプラスに働けばとの気持ちから、「2時間45分を目指して頑張ります!」との決意表明を添えて投函。

6月下旬、無事「当選」の連絡。早速確認と同時に参加料の入金、レースに向けたチャレンジが本格的に始まった。

※確実に出場できる方法としては「神戸マラソン応援ランナー枠」(10万円以上のふるさと納税の寄付)がありますが、さすがにそこまでは手が出ませんでした。。。

大会当日までのルーティン(2週間前〜)

大会2週間前から当日までに意識して過ごしたポイントを、以下、箇条書きにて。

【食事編】
・2週間前から間食無し
・1週間前からコーヒー無し(併せてウォーターローディング、1~1.5リットル)
・2日前からOSー1(2本/日)
・1週間前からカーボローディングを意識(意識、程度)→昼食はサラダ+おにぎり1~2個

【練習編】
・1週間前に10キロTT(3:30アベレージ)
・5日前にMペース(12km、3:53アベレージ)
・2日前に刺激(2km、3:20アベレージ)
※つなぎとして6日前、3日前に10キロ程度のジョグ

【前日】
・14時、昼食は回鍋肉、ごはん、ミニうどん
・15時、受付
・17時、宿泊地にチェックイン
・18時、丸亀、晩飯は卵とじうどん、野菜かき揚げ、ライス(親子丼、販売中止中。。。)
・20時から21時にかけて、モルテン320を飲む
・22時、就寝

【起床から号砲まで】
・3時間程度の睡眠の後、1時間おきに目が覚めつつ、4時前に完全起床
・2kmジョグ(15分程度)※尿対策として
・シャワー、軽く入浴
・5時30分朝食、ご飯、漬物、野菜、豚汁、納豆(量は、多すぎず少なすぎず)
・朝食後から8時前までかけて、モルテン320
・8時過ぎに手荷物預け
・トイレ後、時間に余裕があったので念のため、もう一度並んで用を足す

【装備品】

▲当日の装備一式

①キャップ(NIKE)
②サングラス・度付(OAKLEY)
③シングレット(asics)
④ハーフタイツ(2XU)
⑤ソックス(TABIO)
⑥ヴェイパーフライNEXT%(NIKE)※走行距離30km程度
⑦補給食一式(マグオン3種、メイタン、2RUN)

【レースコンディション】
・午前 9時  晴れ  気温16.5℃  湿度75%
・午前11時  晴れ  気温18.0℃  湿度66%

観光には絶好のコンディション、走るには気温と直射日光が気になる。しっかり水分補給と水を被りながら走って行こう。

当日のレースプラン

・最高でも2時間45分切り、最低でも2時間45分切り【重要】
・徹底して「5kmを19:30のペースで!」
・良いペースの集団を見つけて、一緒に走らせてもらう
・給水は全部取る、暑さを感じていなくても水を被る

レースの振り返り

【スタート〜5km】
8時45分頃整列で9秒ロスにてスタート。ロスも含めて5km地点にはグロスで19分30秒を刻むことが第一目標。

もちろん多少の混雑はあるものの、概ね想定内で快適。この区間で一番意識することは「焦らない、とにかく落ち着く、周りのペースに流されない」。一年前から意識してきた大会、絶対に舞い上がらないこと。集団を見つけるのは二の次。気持ち良い高揚感の中、思いの外、落ち着いて走り出すことができた、というより本当に落ち着き過ぎて、5km地点の目標タイムを13秒オーバー。ちょっと、本当にちょっとだけ焦る。(強がり)

■5km地点 (ラップ)19分43秒

【5km〜10km】
自由に身動きが取れるほどにバラけてきた。そろそろ5kmを19分30秒で走らせてくれる集団を見つけたい。5km地点での遅れもあるが、ここでも無理にペースをあげず、じわじわと上げていくイメージ。

ここでは無い、ここでも少し遅い、と徐々に前方に流れていくこと9km手前、メモリードの大樽選手を中心に15人程の集団を発見。この集団に付いていくことを決意できたことが第一のターニングポイント。10kmの通過が39分01秒。ここで当初予定していたこのラップを刻めたことが凄く気持ち良かった。

■10km地点 (ラップ)19分18秒 (通過)39分01秒

【10km〜15km】
15km地点のラップを刻んだ時、この集団で行くと決めた自身の選択と、一緒に走らせて貰えたことに大きく感謝した。ペースについては、大きく意識せず、しっかり付いて行くことを意識。ある程度の集団ということもあり、給水はしっかり集中。給水時は後方に付け、多少ペースを落としてでもしっかりと給水を取ること。そして、給水のタイミングで置いていかれないこと、ただし急激に上げて追いつかないこと。あと、走りながら気温の高さも気になってきたので、出来る限り日陰になりやすい中央側を走るかとも思ったが、集団について走ることの方が重要と判断した為、回避。

昨年、一昨年の神戸マラソンを走った時にはさほど気にならなかったが、結構細かいアップダウンの繰り返しで、割と負担を感じる。

■15km地点 (ラップ)19分21秒 (通過)58分22秒

【15km〜20km】
折り返しのランナーを確認できる唯一の区間。自身の結果を2時間45分と設定しているものの、その絶対的理由としては「200位以内でシード枠を確保する為」のタイム設定である。このタイム設定にある程度の自信は持っているものの、やはり先を走るランナーの人数は気になるところ。

・・・

想定の範囲内ではあるが、明らかに多い。多少ヒヨったが、絶対落ちてくるランナーも多い、と切り替え、改めて「自分は2時間45分を達成するんだ」と再度集中。

5kmのラップとしては、結果的に最速となる19分13秒。少し速くなるが、許容範囲内、集団で走るんだ。

■20km地点 (ラップ)19分13秒 (通過)1時間17分35秒

【20km〜25km】
当初15km地点でジェルを摂取する予定だったが、モルテンの効果かほぼ満腹状態だったので回避。少し落ち着いた20km付近でマグオン(ノンカフェイン)を摂取。マグオンはシンプルに美味なので一番好き。なお、事前に仕入れた情報として、「水分補給をした後にジェルを摂取すべき」とのことで、これを実践。25km地点では2RUNを摂取。でもやっぱり身体は思ったより軽く無いな。そして、まだまだ前方からランナーも落ちてこないな。

■25km地点 (ラップ)19分17秒 (通過)1時間36分52秒

【25km〜30km】
この区間、前半よりも細かいアップダウンが気になる。あまり記憶には残ってない区間ではあるが、その分、集中して走った区間。この区間のラップも、はい、完璧です。しかしながら、多少の入れ替わりはあったものの、ずっと15人くらいの集団で走っていた感覚だったが、若干人数が絞られてきたか?そして、自身の集団だけではなく、ようやく、前方から少しずつランナーも落ちてきた。

■30km地点 (ラップ)19分21秒 (通過)1時間56分13秒

【30km〜35km】
昨年この神戸マラソンで30kmを迎えた時、感覚として30%しか体力を消耗しておらず、この時点で自身初となるサブスリー達成を確信した。まだゴールしていないにも関わらず、走りながらも感極まって、泣きそうになった記憶。えっと、まだ12kmあるんですけど。。。それ程までに余裕度が高かった。

さて今年はというと、30km地点で60%の消耗具合。このペースでの30km通過は自身にとって未知の領域ではあったが、イーブンペースであれば何とか最後まで持つかな、という見通しも立てることができた。より一層集中して行こう。

前方から落ちてくるランナーも、一人、また一人と次第に増えてきた。よし、このまま一人ずつ、と考えながら走っている内に、20km以上の距離を一緒に走ってきた大樽選手がスルスルっとペースアップ。後で記録を確認させて貰うと、この区間19分05秒。それは流石についていけません。

そんな中、自身としては集団の中ほどにてイーブンペースで走っていたつもりだが、いつの間にか集団の先頭、そして少し前に出る形を取ってしまった。ペースを確認すると自身のペースは落ちていない、集団のペースが落ちてきている。「よし、集団を抜けよう」、ここが第二のターニングポイント。

■35km地点 (ラップ)19分15秒 (通過)2時間15分28秒

【35km〜40km】
単独走により35kmを迎え、足の重さが本格的になってきた。両足のスネのあたりがつりそうになる感覚も出てきた。残りの距離を考えても、ペースを保つことが精一杯、我慢の時間が始まった。

そしていよいよ神戸マラソンのメインイベント、37kmからの浜手バイパス。昨年は最速ラップで駆け抜けた為、全く苦手なイメージは持っていなかったが、ここの走り方も事前に決めていた。

・余程余裕があったとしても突っ込まない(39kmからもう一段階登る)
・余裕が無ければ35kmの通過タイムと相談


現実はというと、ペースメイクを行う精神的余裕がゼロだった。ただ、自身より前を走っていたランナーはそれ以上に辛そうだったので、一人ずつ前方のランナーを拾っていくことをモチベーションに走り続けた。

事前の予習の中で、39km直後、最後に大きく登っていくことを確認していた。「よし」と小さく声に出し、前方というよりは斜め下を見つめ、ひたすら踏ん張った。40km過ぎまではじわじわ登っていき、「あと少し」とひたすら耐える時間が続いた。

昨年よりもひどく疲れたこの区間。後から確認してわかった事実ではあるが、それでも、昨年より17秒速いタイムで通過できていたことに、自身の成長を感じることができた。

■40km地点 (ラップ)19分52秒 (通過)2時間35分20秒

【40km〜ゴール】
40kmの通過が2時間35分20秒。当初の予定より40秒の貯金を持って通過することができた。よし、タイムは問題ない。

折り返し以降、恐らく5人にも抜かれていない。25km以降には50人以上は拾ってきた感覚もある。思い描いて来た通りの最高の展開。後は一人でも多く抜き、ゴールを目指していく。。。

【結果】2時間43分43秒(グロス)

自己ベストを9分近く縮めることができたのだが、自身の中では根拠のある目標設定だった為、達成感よりも、トラブルなくしっかり走り切れて良かったという、安心感をゴール後には感じていた。

とは言うものの、両方の脹脛(ふくらはぎ)が今にもつりそうなこの感覚。最後の最後、更衣スペースに向かう途中の階段ですってんころりん。左足がつって、さらに5秒後、右足もつる。近くにいてくださったラグビー部OBというお兄様に足を伸ばして貰う。すぐに落ち着きました、本当にありがとうございました。

■ゴール (ラップ)8分23秒 (通過)2時間43分43秒

結果発表!!

多くの大会では、大きな大会であったとしても、割とすぐに記録証を発行してもらえて、且つ順位の記載もあるが、神戸マラソンではそれが無い。その日の夕方、公式サイトに300位までの順位が発表されるということまでは情報として得ていた為、後は良い結果を待つのみである。

そして夕方17時30分頃、結果がアップロードされた。

【最終順位】153位

ここもまた、嬉しさが込み上げるというよりは、1年間の思いや努力が報われたという安心感が非常に強かった。

翌日の地元新聞には、1,000位までの順位が掲載された。今年の傾向としては、1,000位のタイムは3時間10分程度と大きく変わりは無いものの、上位陣のタイムが大幅に縮められている。自身の2時間43分43秒という記録も、昨年でいうと90位前後の記録である。シード枠の獲得も、昨年でいえば2時間50分を切っていれば良かったのだが、今年は2時間46分を切る必要があった。余裕を持って「2時間45分」という設定にしていて良かった。割とギリギリである。

もう一点、密かに狙っていたのが「東京マラソンの準エリート枠」での出場。兵庫県陸上競技協会に所属し、且つこの神戸マラソンで上位数名に入ることができれば、無抽選で東京マラソンに出場することができる。この「上位数名」というのが不明確なのだが、昨年は自身のタイム程度であればギリギリ行けていたようである。さすがに上位に人が多く、今回は難しそうである。

まとめとこれから

今までにマラソンは10本程度走ってきたが、大学生時代を過ごした神戸で走るマラソンは特別の思い入れがある。達成感もそれなりにはあるが、「来年もまた神戸で走ることができる!」ことが本当に嬉しい。

来年もしっかりと目標設定をして臨みたい所ではあるが、まずは今シーズンの大阪、姫路城をしっかりと走り切ることとする。

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