2020年度シーズン最終戦、フルマラソンを一度も走らずにシーズンを終えることはできない!という思いから、2月中旬に急遽エントリー。
名古屋シティマラソンの2週間後ということもあり、ちょうど良いじゃないということで、調子に乗って2時間30分切りを目指して出走してきました。
結果やいかに!
なにわ淀川マラソン
日時:2021年3月28日(日)
場所:大阪 淀川河川公園
種目:以下の通り
▼2021年3月27日(土)開催
30kmマラソン(男性の部・女性の部):定員700名
ハーフマラソン(男性の部・女性の部):定員3,200名
5kmマラソン(男性の部・女性の部):定員600名
▼2021年3月28日(日)開催
フルマラソン(男性の部・女性の部):定員3,000名
10kmマラソン(男性の部・女性の部):定員1,000名
2kmファミリーラン:定員500名
今回私は、フルマラソンに挑戦してきました。
コース

このコースはよく他の大会などでも使用されるコースですが、今回のフルマラソンでは周回が2回、Uターンの折り返しが合計4度とそこまで苦にはならないかと。
ただ、一部で未舗装の道路や芝生の場所があったので脚を使う場面もありました。
河川敷ということで風の吹き付けも心配されましたが、当日はそこまでの突風が吹き荒れるということはなく、比較的走りやすかったと思います。
また当日は雨が予想されていましたが、スタート時には曇り空、中盤以降にパラパラという状況、気温も15度から20度以内には収まっていたかと思いますので、記録を狙うには絶好のコンディションであったかと思います。
当日のレース展開
まずは本日の装備品の紹介です。

着衣としては2週間前の名古屋シティマラソンとほぼ一緒。
ただ、大きな違いは「アルファフライ」。
今まで尽くアルファフライを履いたレースでは外してきましたが、ペーランも重ねてきたし、長丁場に対してゆとりを持って走るためにもと思い、アルファフライをチョイス。
スタートから10km
さてスタートリストを見ると、私がターゲットタイムとしていた2時間30分あたりの走力を持った選手もいたため、集団を見つけてそこに収まりたいと考える。
スタートから1kmほどで、ちょうどターゲットタイムの平均ペースとなる3’33/kmでレースを進める10人ほどの集団があったのでそこについていく。
少し先には、おそらく3’30/kmのペースで進んでいるであろう10人ほどの集団。
ここは無理をすることなく、後ろの集団で丁寧に走りたい。
それにしてもレベルの高いレースになりそうだ。
さて、スタートから7.5kmは北東に向かう道で若干の向かい風、折り返してからは追い風という状況。
スタートから10km、比較的丁寧に走ることができてはいましたが、今ままでに感じたことがない痛み(張り?)が左臀部に。
これ以上悪化しなければ良いのだが。

10kmから20km
10km以降は、「思ったよりも余裕がないな、もう少し楽に刻めると思っていたのにな」という心持ちに変化。
そう思いながら走っていたところに、続いての試練は15km前後のメイン会場あたりの未舗装砂利道。
ここはしんどかったー。

さらに追い討ちをかけるように、このまましばらくは進んでいくだろうと勝手に思い込んでいた集団が一気に崩壊。
しばらくはペースメイクしてくれるかなと考えていたランナーの方が、スルスルっと前方へ。
おそらくメインで同伴されていた選手が14kmほどで離脱されたので、フリーで走ることにされたのでしょう。
ここで無理をしたらダメだと自分自身に言い聞かせ、マイペースを貫くことができました。
ただしかし、これ以後はずっと単独走が続くこととなり、苦しい展開を迎えることとなりました。

20kmから30km
18km手前で2度目の折り返しを終えてからは再度北東へ。
若干の向かい風に単独走という状況がボディブローのように脚に効いてきます。
前の集団とは手元の計測で15秒も無いくらいの状況が続いていました。
一度頑張って前の集団に追いついた方が楽かもと考えましたが、脚を使うのが怖かった。
大きな理由としては、左臀部の痛みが次第に痛くなってきていたこと。
やはりここは無理をせず、なんとか差をキープしたままで、28km過ぎの折り返し後に追い風を利用しながらじわじわと追いついていければ。。。
この判断が良かったか、悪かったのか、何にせよ結果論なのでなんとも言えませんが。
単独走ながらにペースを最低限キープできていたことは、自分で自分を評価したいですね!

30km以降
折り返してからの展開ですが、結局のところ、これ以上ペースをあげることができませんでした。
左臀部を庇っていたからかはわかりませんが、中間地点以降は主として両足の大腿四頭筋、太腿がじわじわと重くなり、最終的にはふんばりが効かなくなりました。
結果、メイン会場付近の36km地点で途中棄権。
走ることを完全にやめる直前、ストレッチをしたりして回復を試みましたがまるでダメ。
残りの6キロちょいを5’00/kmで走っても2時間40分の自己ベストで走れる!という計算もしてはみましたが、無理に走ったら脚を壊しそう(回復に時間がかかりそう)な感じの疲労感だったため、棄権という選択を取りました。

雨で体も濡れていましたし、早々に着替え終えたころには2時間30分を切って帰ってくるランナーがフィニッシュを迎えてくる頃の時間でした。
走るのを止めた直後には疲労感で一杯でしたが、実際に42kmを走り終えて帰ってきたランナーの姿を見て初めて、途中棄権の悔しさがじわじわとこみ上げてきました。
思い返してみると、途中歩いたことは複数回あれど、フルマラソンを途中棄権するのは今回が初めてでした。
33歳になってもこんな悔しいという感情を持つことができるのは「走っているからこそ」であり、その点についてはすごく有意義だとは思ってはみても、やっぱり悔しい。
今回のレースの失敗【3選】
①モルテン
今まで何度か試してきて、「合わないな」と感じてはいたものの、最後の1袋が2021年3月26日の賞味期限であったため使ってしまえということで使ったモルテン。
レース当日に飲むと、満腹感が強すぎるため前日夜の使用にしましたが、それでも満腹感が強く違和感が残りました。
また、一時的ではありますが、レース中にお腹がゆるいという感覚に陥ることもあり、レース中は難を乗り越えたのですが、帰りにトイレに駆け込むということがありました。
あまりお腹を下すということは無い私ですが、果たして雨のせいなのか、はたまたどうなのか。
もうモルテンは自分には合わない代物だと見切りをつけることにします。
②アルファフライ
4度目の正直、アルファフライ。
昨年11月の5000mは15’30狙いのところを15’46。
昨年12月の30kmは1:45’00狙いのところを1:45’24。
今年1月のハーフは72’00狙いのところを72’03。
ものの見事に、後少しの所で狙いを外し続けてきたアルファフライ。
そんなアルファフライでの累計走行距離も400kmを超え、いざということでぶっ込みましたが、今回は過去最悪の結果。
もう自分には、アルファフライは自分には合わない代物だと見切りをつけることにします。
(ほぼ新品がもう1足あるのに・・・)
③フルマラソンを走る脚ができていなかった
上の2つ、さらっとアイテムのせいにしてきましたが、結局のところはこれです。
2020年度はハーフマラソンの70分切りを第一目標に掲げて、そこに合わせた練習メニューを素人なりにではありますが考え、実行してきました。
そのやり方だけでフルマラソンも走れたりしたら、それは都合が良すぎるかなと。
ましてや土台は素人ランナー、そこまで器用ではありません。
個人的な感覚ですが、ハーフマラソンでは割と勢いで走り切れる部分もありますが、フルマラソンは別物、完全に別競技です。
今年度の反省も踏まえながら、来年度はフルマラソンの大会が徐々に復活されることも祈りながら、フルマラソンで狙ったタイムを出せるようなトレーニングを積んでいきたいと考えています!


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