このブログでは、「フルマラソン、2時間30分切りへの道」と題して月次の練習記録を発信してきましたが、令和4年4月に開催された「ランナーズフルマラソンチャレンジ2022 in 大阪」で無事2時間30分切りを達成しましたので、今月よりタイトルを変更してお届けいたします。
4月の振り返り

なんと言っても、メインイベントは4月16日に開催された「ランナーズフルマラソンチャレンジ in 大阪」でした。
「気負わず、いつも通り」を心がけ、3月から4月にかけては走力を向上させるというよりは、「整えていく」という気持ちで練習に取り組んでいました。
特別な調整は行わない
上述や「ランナーズフルマラソンチャレンジ in 大阪」の記事の中でも記述しましたが、本当に「いつも通り」を意識した4月の上旬の練習となりました。
普段であれば、本命レースの2週間前からは、レストも挟みつつ徐々に練習量(走行距離、時間)を減らしていくところではありますが、今回はレストも無し、練習量もほぼ削らず、という調整。
もちろん人によってやり方は違うと思いますが、フルマラソンで2時間30分切りを狙える様な走力レベルにあるのであれば、これくらいの調整(練習量)でいいのかなと感じることができました。
ちなみに、私が初めてサブスリーやサブエガ(2時間50分切り)を狙ったレースでは、しっかりレストも挟みながら練習量を減らすという調整がバッチリはまっていたため、この辺りは自身の経験も必要になってくるなーと考える部分です。
いずれにせよ、自分の中で、「この練習ができたら2時間30分を切ることができる」という指標ができたことは非常に嬉しく感じています。
現状の確認

これは直近3年間における私の年度別のベストタイムを、VDOT表をベースに並べた表です。
令和3年度シーズンは、フルマラソンで2時間30分を切ることだけを目標に取り組んできたシーズンであったため、他の距離の種目(レース)に一切出場しませんでした。
目標達成は叶ったものの、過年度の記録と並べてみると、フルマラソンのタイムが弱く感じてしまいます。
ただ現状として、フルマラソンでまだまだタイムを伸ばすことができる!という感覚はほとんどありません。
しかし、やり様によってはもう少しタイムが伸ばせるのではとも考えております。
令和4年度の目標
①神戸マラソン、エリート枠の獲得
2019年に開催された神戸マラソンでは総合200位以内に入ることができ、エリート枠(次回出走権)を獲得しています。
またエリート枠のランナーは、普通のゼッケンではなく、グラデーション(レインボー?)ゼッケンで走ることができ、このゼッケンをつけて走ることを一つの夢としていました。
この2年間、コロナの影響により夢を叶えることができませんでしたが、今年こそはぜひ叶えたい。
そして、今年の神戸マラソンでも再度エリート枠を獲得し、思い入れのある神戸マラソンを来年以降も走り続ける。
これを一つの目標としていきたいなと考えています。
②トラックレースへの挑戦
個人的に一番思い入れがあり、楽しく、走る動機でもあるのが、やはりフルマラソンです。
私自身、令和5年には35歳になりますが、本格的にマラソンに取り組み始めてからは、まだ5年。
そして、フルマラソン世界記録保持者のキプチョゲをはじめ、日本の選手でも私よりも年上のランナーが記録を伸ばし続ける現状を踏まえると、私もまだまだフルマラソンの記録を伸ばしていけるのではと、大きな刺激を受けています。
そのためにも今年は、改めてスピード強化に取り組んでいきたいと考えています。
もう少し踏み込んだ目標は次の2つ。
(1)3000mで9分切り
2年前の9月に参加した公認の記録会で3000mの9分切り(8’57″)を達成しました。
陸上に「まぐれ」は無いと考えていますが、この時のレースは色々と好条件が揃っていた事もあり、ある意味でラッキーな9分切りだったなとも振り返っています。
2年前の自分にも勝つという思いも込めて、改めてこの記録に挑戦していきたいと考えています。
(2)5000mで15分15秒切り
1年前の2月に参加した非公認の記録会で5000mの15分30秒切りを達成しました。
この記録会では、当時の自身が考え得る限りでのベストの走りができたという思いが強く、気持ちの良いレースでした。
ただ15分30秒切りという目標設定は、当時の最大目標であった「ハーフマラソン70分切り」に向けたステップとして考えていました。
今シーズンは明確に、5000mで15分15秒を切るということを一つの目標とし、そして出来れば公認記録で達成できれば言うこと無しです。
ちなみに目標タイムについては、1周400mを73秒で刻むことを基準として設定しました。
③強いランナーになりたい
昨シーズンまでは、タイムばかりを追いかけていましたが、今年の一つのテーマとしては「レースを楽しむ」。
レース中における敵は自分自身、イーブンペースをきっちり刻みしっかり記録を作るということを最大の醍醐味と考えていましたが、少し意識を変えます。
今後参加する順位が狙いに行けそうなレースなどは、上位集団との競り合いも一つの楽しみとして走ることができたら、と考えています。
ということで、競り合いに勝つことができる様な強いランナーになりたい。
そのために、日々の練習、トラックレースへの挑戦、そしてそれを超えてのフルマラソンというステップを踏んでいければな、と計画しております。
今シーズンも怪我のないように、楽しくランしていきましょう!
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