【レースレビュー】大阪ハーフマラソン(23.1.29)

久々となる公認のハーフマラソン。

大阪ハーフマラソンは、興味はあったものの、スタート前の長時間整列に対する苦手意識が強く、敬遠していた大会です。

ただ、公認のハーフマラソンもなかなか無く、関西在住の人間として一度は経験しておきたい所と言うこともあり、今回初めて参加いたしました。

手荷物預けからスタートまで

今回の?大阪ハーフでは、スタート会場での更衣室が設置されていませんでした。

ちょっと失敗だったのが、ハーフタイツを履く場所に困ったこと。

私は、インナーも何も履かない、通称「タイイチ」派です。

大きい方のお手洗いでなんとか着替えましたが、履いて行けば良かったかな。



準備運動を含めたアップですが、スタートまで2時間ほど空いてしまうので意味が無いかなとも思いつつ、電車での移動時間も長かったので、2kmほどのジョグと簡単な体操を10時30分までに済ませました。

なお私のスタートブロックはAブロックでしたが、その前に相当数の学生やエリート選手が並びますので、少しでも前方からスタートするべく、整列開始時刻の11時には整列に並びました。(12時10分スタート)

ここも事前に聞いていたことではありますが、集合場所が水捌けの悪いグラウンドで、スタート前からシューズが泥だらけで滅入る。

シューズの上からビニール袋を重ねていたランナーも発見し、頭がいいなーと関心。

1週間前からの大寒波により、強烈な寒さの中で待機すると言う恐怖感に怯えていましたが、晴れ間が広まったこともあり、比較的リラックスして待機することができました。

レースプラン

今回のレースプランは、3’15/kmで行けるところまで

あわよくば、68分30秒切り。

次点で、PBの69分45秒切り。

垂れてもなんとか粘って、70分切り。

ただ、冒頭に言い訳を持って来るのも恥ずかしい話なのですが、今後の大きな目標を「姫路城マラソンで入賞」とする中で、ハーフマラソン対策とする練習をこなしきれませんでした。以下、1月の練習内容です。

自分の中で、これはハーフ対策だと位置付けて行った練習としては、1/21の変化走(16km)ぐらい。

では、「ハーフ対策の練習とはどないやねん」という所ですが、個人的にはハーフのレースペースか少し速い程度の8〜10kmのペーランや、それよりも速いペースでの1000mを10本です。(過去の体験より)

こうした自身が想定するハーフ対策の練習もこなせず、加えて、その他のポイント練習も割と外し気味であったため、どこまで走れるかは全く読めませんでしたが、結果やいかに。

スタートから10km

Aブロックの中で最前の位置は取れたものの、スタートラインまでは50mほど。

スタートラインまでは10秒ほどの時間を要しました。

道幅も狭いため、人も混み合う。

競技性の高いレースともあり、少しでも早く自分のペースで走りたいのは皆同じ。

過去に例を見ないほどの押しくらまんじゅうスタートとなりました。

最初の200mほどは足下に集中して、こけないことに必死。

思っていたよりも早めに自分のペースで走り出すことができました。

が、思っていた自分のペースと、実際のペースに大きな乖離がある。

スタートのロスも込み込みで3’20ほどで1kmの看板通過できるだろうなと感じていた所、3’30ほどかかってしまう。

しかも、体感的に割と出力を上げていた感覚もあったため、これはマズいぞと思い始める。

早々に、目標の下方修正を意識。

まぁ、とりあえず行けるところまで行ってみよう。



ボチボチ走っていると、前方にバイクカメラを発見。

女子のトップ選手が見えてきた。

ここで少しパワーアップ、無理の無い様に追いつき、ちゃっかりライブ配信に映り込むことに成功。

しばらくはここの集団で並走していましたが、10km過ぎから身体が動いてきた様な感覚も感じられたため、前の方へ勝負しに行きました。

10kmからフィニッシュ

身体は動いてきた一方、12kmからは右腹に弱目の差し込みが。

我慢できるほどの痛みではあったものの、18km地点まで続いたのが地味にストレス。

ストレスで言うと、風もそこそこのストレス。

防府、別大、RFMC(淀川)、神戸、加古川と風の強いレースが続いています。

私は「晴れ男」でありますが、「風男」でもあるようで。

ただ、これらのレースの中でも今回は比較的穏やかな部類ではあったかと思います。



16km地点以降には、30人ほどの大きな集団でレースを進めることができたこともあり、パワーを温存しながらもハイペース、かつ安定したラップを刻むことができました。

長居公園に入った直後に集団がばらけそうになったため、前方の集団で勝負。

スパートのタイミングが早すぎたのか、最後ちょっとバテた感もあったので、無理をせずにフィニッシュ。

フィニッシュタイムが「69分14秒」。(グロス)

前半の不調が響き、最大目標の68分30秒切りは叶いませんでしたが、自己ベストを2年ぶりに更新することができました。

まとめ、その他

大阪ハーフについて

大阪ハーフマラソンに初めて参加してみて、良かった点と悪かった点をまとめておきたいと思います。

◆良かった点
・当日受付
・比較的フラットコースで記録が狙いやすい
・競技性が高く実力者も多いため、狙ったタイムでの集団走ができやすい

◆悪かった点
・スタート会場での更衣スペースが無い
・スタート会場の水捌けが悪く、シューズが汚れる
・実力者が多すぎるため、スタートロスが大きい
・スタート場所の道幅が狭く、転倒の危険性が高い

来年以降、参加を検討されていらっしゃる方がいらっしゃいましたら、ご参考までに。

私感

ハーフは、フルマラソンの練習ができていればある程度走れる

しっかり調整したハーフマラソンを最後に走ったのは、約2年前の名古屋シティマラソン。

この時には、シーズン目標を「ハーフマラソンの70分切り」と設定していたため、それだけを目標に練習に取り組んでいました。

一方、今回はその様な狙いもなく、「ハーフマラソンの練習」はほとんど行わずに挑んだレースではありましたが、結果として自己ベストを更新することができました。

ある程度のスピード練習と、持久力を鍛える練習が並行してできていれば、ハーフまではある程度勢いで走り切れるのかなと感じました。

その他の要因としては、積雪により、レース4日前に予定していたポイント練習(6kmのレースペース走)が実施できず、疲労がしっかり抜けたことが結果的に良かった点として挙げられるのかなとも考えています。

アルファフライ2

ヴェイパーフライネクスト%2がしっくりこず、次なるレースシューズを見繕っていたところ、今回のレースでアルファフライ2を試してみました。

これもうまいことハマったのかなと思います。

誰かから耳にした通り、ヴェイパーフライと初代アルファフライの中間の位置づけくらいの感覚で走れます。

初代アルファフライは反発が強すぎて短い距離しか脚が持ちませんでしたが、このシューズであれば、フルマラソンにも使えそうな感触を得ています。

体調管理

大会1週間前からは、私には珍しく便秘気味でありまして、体重も理想体重から3kg以上オーバーと、焦りを感じていました。

そこで今回、手にしたのが「モリモリスリム」。

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いかにもな名前で、最初は私も敬遠していたのですが、その界隈では割と有名とのこと。

最初に飲んだのが、レース2日前の19時頃。

するとなんと、3時間後には少し緩めの便がとめどなく。。。

しかも、10分後にももう一度。

以後は、流石に量は少なくなってきたものの、晩の間にもう一度、お昼前にももう一度。

嘘かと思われるかもしれませんが、レース当日の朝までに、トータルで2kg以上の体重を落とすことに成功できました。

注意点としては、体から水分も抜けていくイメージが強いので、水分補給も併せてしっかり行うことでしょうか。

加えて、本当に便意が止まらなくなりますので、摂取は遅くともレースの2日前までに留めておきましょう。

レース前に便秘で悩まれましたら、ぜひお試しくださいませ。



以上、最後の最後には、大阪ハーフと全く関係の無い話を放り込んでしまいましたが、お許しください。

私自身、今年の7月には36歳を迎えますが、今回のレースを経て、まだまだ記録を伸ばしていけるものと自信を持つことができました。

今回の記事、レースレビューとしては至らぬ点も多いことと思いますが、少しでも参考にいただけましたら幸いです。