2024年1月4日にNIKEアプリにて販売開始となったアルファフライ3。
運よく購入することができ、2月11日に開催された姫路城マラソンで使用してきたので、それを踏まえてレビューしたいと思います。
結論
ざっくりとしたシューズの感覚としては、「軽くなったアルファフライ2」。
アルファフライ2を本命シューズとして使用していた方は、何の抵抗も無く使用していただけるものと思います。
ただ、私の周りを見てもアルファフライ2を本命シューズとしていた人は全く居ませんでしたので、その他のシューズとの比較点も書いていけたらと思います。
比較チャート
ナイキのシューズが中心となりますが、超・私感のシューズチャートです。
反発や、その反発を含めたスピード感については、初代アルファフライや、初代ヴェイパーネクストにまだ及ばないかなという印象。
一方、ランナーの支持が根強いヴェイパー2ですが、私にとっては全く魅力的では無いシューズ。
走り方がシューズに合っていないのか、反発を全く貰えません。
というような私のレビューですので、参考までに聞き流して頂けましたら幸いです。
チャートを見ていただいたらと思いますが、改めて個人的なアルファフライ3のポジションとしては、軽くなったアルファフライ2といったところでしょうか。
アルファフライ2については、万人受けしていないシューズではありますが、個人的には駅伝(8km)での好走や、何よりもハーフマラソンとフルマラソンで大幅な自己ベストを更新したシューズでもありますので、それと感覚の近く軽量化されたアルファフライ3は、積極的に履いていきたいシューズだと考えています。
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特に、アルファフライ3についてのあーだこーだは記述していませんが、アルファフライ3を履いて走ったレースのレビューを載せていますので、よろしければご覧ください。
サイズ感
アルファフライ1 27.0cm
アルファフライ2 26.5cm
アルファフライ3 26.5cm
ヴェイパーフライシリーズ 27.0cm
メタスピードスカイプラス 27.0cm
私の場合、ほとんどのシューズは27.0cmですが、アルファフライ2からはサイズ感が大きく感じ、27.0cmでは靴擦れを起こしてしまっていました。2足目から26.5cmに変更したところ、靴擦れがなくなりました。
こうした経緯から、アルファフライ3も26.5cmをチョイスしたところ、サイズ感は問題なく、靴擦れを起こすことなく、フルマラソンを走り終えることができました。
黒色がアルファフライ2、白色がアルファフライ3。どちらも26.5cmですが、こうして並べてみると、アルファフライ2が大きさもありイカつく感じます。
耐久性
現在、フルマラソンを1本、フルマラソン前にペースランニングで14km、合計で60km弱を走破しましたが、エア漏れなどもなく全く劣化は感じていません。
ただ、ロード中心のコースではありましたが、ソールは割と汚れてしまいました。写真手前がアルファフライ2、写真奥がアルファフライ3です。
また、初代アルファフライにしても、耐久性には個体差がありましたので、経過をしっかり見ていきたいところです。
反発
前述のチャートでもお示しした通り、アルファフライ3の反発感はそこまで大きなものではありません。
個人的には、初代ヴェイパーネクストや初代アルファフライを初めて履いた時に感じた衝撃を超えるシューズには、なかなか出会えていないという状況です。
ただもちろん、それなりの反発感はしっかりと貰えるシューズです。
走り方
ヒールストライク、フォアフット、ミッドフット。
走り方に合う、合わないがあると思いますが、アルファフライ3の建前としては、色んな走り方に合ったシューズ。
個人的にはミッドフットを意識していますが、辛くなってくるとヒールストライクになってしまう模様。
走り方や足の接地が変わったことが原因での走りづらさなどは感じ無いので、ターゲットが小さすぎるシューズではないということは言えそうです。
どんな選手が使用している?
私が確認できた範囲内で、アルファフライ3を履いてレースを走った日本人選手をピックアップしてみます。
【マラソン】
大迫傑/NIKE
下田裕太/GMOインターネットグループ
岸本大紀/GMOインターネットグループ
佐藤早也伽/積水化学
松田瑞生/ダイハツ
【駅伝】
小林歩/NTT西日本
篠原倖太朗/駒澤大学
どのレースで使用する?
アルファフライ3はオールマイティなシューズだと思います。
ロードレースであれば、どの距離でも対応可能なシューズだと感じています。(フルマラソンを超える距離は何とも言えませんが)
まずは短い距離でその感覚や反発を試してみて、気持ちよく走れるようであれば、フルマラソンまでカバーできるのでは無いでしょうか。
ただ前提として、私自身、この2年間ほどのポイント練習の多くで、初代アルファフライを使用しています。こうした背景があるからこそ、フルマラソンでもアルファフライ3で走り切れるという状態にあるかもしれませんので、念のために記載しておきたいと思います。
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