神戸マラソンと私
回(年) | タイム |
第7回(2017年) | 3時間09分05秒 |
第8回(2018年) | 2時間57分05秒 |
第9回(2019年) | 2時間43分43秒 |
第10回(2022年) | 2時間30分57秒 |
2020年、2021年には、コロナにより大会延期となり、昨年2022年に3年ぶりの開催。
今年の大会についても、2022年大会で得たシード権(総合200位以内)により、抽選なしで出走することができました。
目標
2時間28分切り、かつ年代別8位入賞
来年2月の姫路城マラソン、また大阪マラソンでPBを出すための過程として目標タイムを設定しました。
4月の段階から決めていたターゲットタイム。
達成の可否については、練習の遂行状況や直近の体調を鑑みて、五分五分といったところでしょうか。
もう1つ、神戸マラソンに限った目標で言えば、昨年の神戸マラソンで年代別で入賞を果たしたので、今年も年代別入賞を狙っていきたいところ。
装備品
シングレットをコイケスポーツ産に新調しました。
2023年度シーズンはこのシングレットで攻めます。
シングレットも安くはないですが、自身のお気に入りのユニフォームで走るということも今回の大きなモチベーションになったので、1シーズン1着は購入しようかな。
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携帯するジェルも変更がありました。
長年、定番で心の支えとしていたメイタンのジェルがなんと製造中止。
終盤のキツいところで何度も助けてもらった感覚が鮮明にあるため、これ無しでレースに挑むのは正直怖い。
変わりの品として、モルテンのカフェインジェルをチョイス。
レースの振り返り
5回目の神戸マラソンともなれば、コースレイアウトもバッチリインプット。
終盤の神戸大橋が目に行きがちですが、それ以外にもところどころにアップダウンがあり注意が必要。
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先頭ブロックとなるSブロックスタートと言えど、400人くらいが詰められるとスタッフさんが言ってたかな?
昨年も、整列の締切時間ギリギリに並ぶと、号砲からスタートまで11秒のロス、また自分のペースに乗り切るまで割と時間がかかった印象なので、今回は少し早めに整列へ。
この時期のマラソンは、めちゃくちゃ寒いとまではならないので、整列時間もそこまで苦ではありません。
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さてスタートの号砲。
今回は6秒ほどでスタートラインを跨ぐことができたが、それでも序盤は人が多く走りづらい。
ファンサービス中の三津家くんを横目に、3’30/kmで押せそうな集団を探しにかかる。
ここで想定外だったのが、思ったよりも足が進まない。
当初から、集団を引っ張る様な走りをするつもりはなかったものの、改めて無理をしない走りをすることを決意。
集団自体は割と早い段階、3kmあたりには10人くらいの集団に固まったので、そこはラッキーでした。
予報では行きが若干の向かい風ということで、予報通りの洗礼を受ける。
少し走りづらいなという感覚はあるものの、普段の練習でも頻繁に相対するレベルなのでなんとかやり過ごせる。
2時間30分をターゲットタイムとする集団ともあれば実力者の集まりでもあり、ペースの上げ下げもほとんど無く、個人的な足の重さを除いては気持ちの良い集団走ができていた前半の走りとなりました。
昨年は折り返してからの向かい風の具合が地獄で、多くのランナーが風に泣いたはず。
今年は若干の追い風ということもあり、走りやすい区間でもありました。
しかし、冒頭から感じていた足の重さは次第に重くなり、ペースはなんとか3’30/kmを維持することができるものの、ひたすらに辛く、走るのを止めたいなと思うタイミングも所々でありました。
今までマラソン中には感じなかった、なんとも言えない感覚と感情。
35kmまではなんとか無理して頑張りましたが、最後の難関、神戸大橋を迎える頃にはすでにボロボロ。
いつ歩いても良い様な状況でしたが、順位を狙いたいという唯一の前向きな気持ちが、なんとか足を動かしました。
ちなみに、ラップタイムを最大限落としておいて言うのもなんですが、神戸大橋の上りはそこまで苦にはなりませんでした。
秋シーズンに取り組んできた、ロング走の終盤に大きな坂道を組み込むと言う練習が奏功したのかなと感じています。
難所を超えてもラストスパートと切り替えることはできず、最低限の走りをすることで一杯一杯。
フィニッシュ地点、中継カメラの位置を心得ているベテランランナーとして、しっかり手を振りながら最後だけは元気にフィニッシュ。
タイム的な振り返りとして、2024年2月の大阪マラソンで自己ベストを出すための通過点としては少し物足りない結果となりました。
昨年の同時期と比較して、ロング走をしっかりこなせている感覚ではありましたが、今回の終盤のキツさはまさに走りこみが足りていない時のそれ。
ロング走にももう少し高い負荷をかけていく必要が出てきているのだろうか。
12月・1月と試行錯誤を行いながら、しっかり結果に繋げていきたいです。
おまけ
モルテンジェルの効果やいかに
前述したように、長年愛用していたメイタンのジェルが廃盤となり、代替品としてモルテンのカフェインジェルを使用しました。
高価な品ということもあり、本番ぶっつけで使用しましたが、まずは固くて飲みづらい。
モルテンのドリンクミックスも個人的にはあまり合わず、しばらく使用していませんでしたが、ジェルもやっぱり個人的には微妙だったのかなと。
代わりに注目をしているのは、アミノサウルスの新作ジェル。
頼りに頼りまくっているカフェインが120mg含まれているということで、まずはロング走の際に試してみて、相性が良さそうであれば、レース終盤にお供させていただきたい。
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スマートに走りたい
ランナーたるもの記録を追いかけていくだけではなく、スマートなランナー、もっと言えばカッコいいランナーでありたい。
途中まで一緒に走っていたランナーの中に、給食のカステラを薙ぎ倒すようにむしり取り、全てを食べ切るのではなく咀嚼しきれなかった分を道路に吐き捨てるという方がいました。
ボランティアさんからは悲鳴もあがり、なかなか衝撃的な光景であった。
彼はどんな感覚で、何を考えながら走っていたのだろうか、何を目指して走っているのだろうか。
今回のマラソンで一番悔しかったのは、そんな彼に負けてしまったこと。
「マラソン速くてすごいねー」ではなく、「マラソン速くてカッコいいねー」言われる様になりたい。
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最後、少し気持ちが悪い話で終えてしまいましたので、軌道修正。
マラソンは何度も走ってきたけど、毎回新しい発見や思いが出てきてやっぱり楽しいなと。
今回見つけることができた課題を糧にして、年末年始も走り込んでいきます!
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