このコロナ禍の中、なかなか都市型のマラソン大会が難しい状況にありましたが、2021年3月14日、ついに5,000人規模のフルマラソン大会「名古屋ウィメンズマラソン2021」、そして同じく5,000人規模で併催された「名古屋シティマラソン2021」。
多くの関係者やボランティアの方々のおかげ無事開催され、私もランナーとして「名古屋シティマラソン2021」に参加することができました!
今回の目標は70分切りということで走ってきましたが、当記事では名古屋シティマラソンに参加した感想ということでお伝えできればと思います。
レースレビューは以下の記事をご参照ください。
名古屋シティマラソン2021の概要
日程:令和3年3月14日(日)10時15分スタート
※前日、及び前々日の受付が必要(当日受付無し)
コース:ハーフマラソン
※公認コースではありますが、公認記録にはなりません
参加料:13,000円
日程
大規模な都市型マラソンということで、前日、及び前々日の受付が必須となります。
久しぶりの受付、テンションが高まりましたねー。
私は前日の14時頃に会場入りしましたが、他のブロック含めほとんど人がおらず、待ち時間無しでゼッケンを受け取ることができました。
そして、ドームで行われているエキスポも覗こうと足を運んでいると、当日の整列ブロックが準備されていました。
止むを得ず開催中止が繰り返された今シーズン。
この景色を見て、本当に明日走れるんだなと気持ちが昂りました。
さて、エキスポです。
これまた今まで体験してきたエキスポに比べて小さな規模ではありましたが、止むを得ないですね。
私が一番感動したポイントはこちら。
ウィメンズマラソンのフィニッシュゲート。
過去の大会映像で見たことはありますが、ドームの真ん中でフィニッシュできるなんて、なんとも気持ちが良さそう。。。
コース
まずは、エントリー時にしっかり確認できていなかったのですが、現在、名古屋シティマラソンでの記録は公認記録として認定なれないようです。
開催概要の「日本陸連公認コース」の箇所だけ見て、勝手に公認記録がついて来るものだと判断してしまっていました。
さて走りやすさはと言いますと、大きな折り返しが一度のみ、高低差もほとんど無くフラットなコースであるため、記録の狙いやすさで言えば、最上位だと思います。
ただ私が走った当日は、何よりも「強風」が一番の敵でありましたので、もし無風のコンディションであれば感じ方も少し違ってきたかもしれません。
もう一点、10km以降からは、同コースを先に出発しているウィメンズマラソンのランナーを抜いていく形となりました。
道幅が広かったためそこまで気にはなりましたが、特に追い抜く人が増えてきてからは、全く給水を取ることができませんでした。
足を止めれば取ることもできましたが、私はそれよりも流れを優先して走りました。
この状況は事前に情報として得ていたので、それまでの給水をしっかり取ることと、スペシャルドリンクをタイツに仕込んで参戦、15kmはセルフ給水で対処することができました。
来年度以降の参加、そして後半での給水が必須である方は、事前にこの辺りの対処法を考えてからレースに望まれてはと思います。
参加料
ハーフマラソンとしては異例の13,000円。
2020年(中止)の時には8,850円であったことからも、大幅な値上げです。
今年もエントリー後の中止という可能性も大いに考えられる中で、エントリーすること自体がなかなか大きな決断ではありました。
それは私以外も同様。
しかしながらこうした状況下の中でも、最終的には5,000人ほどのランナーが出走。
期待と希望に溢れる思いの結晶となる大会だったことと思います。
私が実際に参加して、身に触れた感染症対策は以下の通り。
・オンラインシステムを利用した1週間前からの体調管理
・受付、エキスポ、当日入場時の検温
・スタッフさんのマスク、フェイスシールドの併用
・アルコールスプレーの各所への配置
・スタート待機時の1m間隔保持の呼びかけ
・フィニッシュ後のマスクのサービス
・フィニッシュ後の更衣室における使い捨てビニールシートの使用
おそらく、私が気づいていないだけで他にも多くの気遣いがあったことと思います。
またこれらを呼びかけるためのプラカードや案内板、そしてここに至るまでの準備や人員の設置などを考えると、コロナ禍以前のマラソン大会と比較してとてつもない労力と費用がかかっているものと想定できます。
一連の流れを通じ、値上がりしたことに十分納得できる大会を運営していただいたと感謝しています。
走ることができるのは当たり前のことではない、感謝と気付きの多いマラソン大会となりました。
とは申しましても、コロナが落ち着いてくれることが何よりの望み。
マラソンランナーにとっても、日頃の生活にしても、少しでも安心した生活ができる日が迎えられることを祈りながら、これからも走り続けたいですね。
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